ニューヨークはどうですか? -ビッグアップルの状況についての私の見解

ニューヨークはどうですか

「ニューヨークはどうですか」と毎日のように訊かれます。ニューヨークはニュースでもよく話題になりますが、実際のニューヨークの街はどうでしょうか。街中を歩いているときはどのような感じで、ニューヨーカーはパンデミックをどのように経験しているのでしょうか。私自身の現時点でのニューヨークでの経験と、この危機がニューヨークにどのようにプラスの影響をも与えているかについて、ご紹介します。

ニューヨークの街中

「街中」を歩いているときの気分は、エリアごとに大きく異なります。すべてのエリアが同じように大きな打撃を受けたわけではありません。たとえばブルックリンのウィリアムスバーグは未だに、パンデミック前とほとんど変わらず混雑しています。その他の地区、たとえば多くの学生が住むイーストヴィレッジや、多数のオフィスがあるその他の地区にはほとんど人気がなくなっています。このことはこれらのエリアに立つレストランやショップに影響を及ぼしています。またそれは観光に大きく依存する地区にも当てはまります。タイムズスクエアからは観光客の大群が消え、普段の姿の影のようです。ディズニーストアなど一部のショップは店内のエリアを限定してオープンしています。通常は深夜まで営業しているその他のショップは、営業時間を短縮しています。しかしながら多くの場所で、週末は平日よりもはるかに活気があり混雑しています。これは観光名所やホテルだけでなく、レストランやバーにも当てはまります。

ニューヨークでのマスク着用

マスクはあらゆる場所で義務付けられており、街を歩くと99%の人が実際にマスクを着用しているのには驚きます。街中や公園内、サイクリングしている人やランニングをしている人もです。これはマスク着用を大々的に促進した結果であることは間違いありませんが、ニューヨーカーは全般に良心的で、期待されている通りのことをする傾向にあります。

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ニューヨーカーはこの状況にどのように対処しているか

ニューヨークとアメリカ全体の状況は違うことを認識することが重要だと思います。ニューヨークはこの危機の初期に非常に厳しく対処をした結果、急速な改善を見せ、最終的にはアメリカ全土で最も感染率が低い地域となりました。現在は残念ながら第二波が押し寄せており、ニューヨークもこの第二波に再び襲われるでしょう。しかしニューヨーカーはできる限りそのときにとられている措置を遵守し、被害を最小限に抑える努力をします。ニューヨーカーは(一時的に)生活をがらりと変えました。レストランへ行く代わりにデリバリーやテイクアウトを利用し、ショッピングに行く代わりにアパートメントで洋服を交換するマーケットをオーガナイズし、図書館へ行く代わりに受付に本棚を設置しました。ほとんどの人が在宅で仕事をし、友人や家族の訪問を控えています。
この状況はニューヨークでのビジネスにとっても当然、困難です。私の周りでも、多くの会社でオーナーだけが残っている状態になっています。サラリーマンはビジネスが再開したらすぐに戻る意図を持ちながら一時的に他の場所で雇用されていることが多いです。このクライシスを通じてスタッフが維持してきたビジネスへの忠誠心には、刺激的なものがあります。この危機にチャンスを見る人も多く、ビジネスのスタートアップで成功している例も多く見かけます。

ホームレスと板張りのビル

ニューヨークは私を恐怖に陥れたことはありません。しかし現在の市内の状況により、特定の場所でホームレスが以前よりも目立ち、やや不快な雰囲気を作り上げています。このような人々の中で、精神障害がある人々は騒々しくなることも多くあります。しかしほとんどの場合、彼らは自分たち地震をターゲットとし、通りすがりの人がターゲットになることはそれほどありません。自治体は空きホテルに追加のホームレスシェルターを多数追加しており、この問題に対処しています。それに加えて多くの場所で、ショップやレストランに板が張られています。完全に閉まっている場合もあれば、開いていることもあります。昨今のBLM(Black Lives Matter)運動と最近の大統領選の関係でセキュリティを強化している場合があります。経済活動の再開につれて、これら板張りのパネルが取り外され「オープン」してきている場所を多く見かけています。

コロナ下での観光

現在ニューヨークにはほとんど観光客がいないため、観光スポットは非常に静かです。アトラクションにはほとんど訪問客がいません。私自身の経験では、春にオープンしたばかりのエッジ展望台のみ、多少の混雑がありますが、その他のすべての場所ではいつも待たずに入ることができ、通常私が唯一か、少数の客の一人でした。今この時期にニューヨークを訪れるというユニークなチャンスがあるなら、割引パスを入手し、チケット購入の手間なくニューヨークでの時間を最大限に活用できるようにしましょう。

レストランでのダイニング

屋内でのダイニングは再び禁止となりましたが、ここ数ヶ月はレストランは、限定された席数でなら屋内でも営業できるようになってきています。これによりレストランはほとんどの場合非常に空いています。実際、平日に行ったブルックリンのグリマルディーズでは、渡した唯一の客でした。この限定的なキャパシティを補うため、レストランは屋外でテーブルを提供することが許可されています。レストランのテラス用のスペースを作るために、車が通行止めになっていることもあります。ニューヨークで初雪も観られた今、屋外での食事はますます魅力的でなくなっています。レストランではヒーターを設置するなどしてこの状況を改善するために最善を尽くしていますが、それでも多くのレストランは非常に空いています。特に普段、多くのビジネスマンが働いているエリアのレストランは、ほとんど空っぽです。

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ニューヨークへ再び旅行する

国境が再び開いて最初の人々がニューヨークへ旅行するとき、彼らはおそらく、二つのことを経験するでしょう。最初に気付くのは、街が打撃を受けたことです。特に、ニューヨークを既に知っている人にとって、非常に衝撃的でしょう。さらに、観光業が完全に戻るまでは、間違いなくしばらく時間がかかります。特に最初の数ヶ月はどこも、以前よりもずっと静かになるでしょう。もっともこれには、パンデミック前よりも空いていてスムーズに観光ができるという利点が当然あります。

まとめ

個人的には、ニューヨークの「本当の」姿というのはその人の見方に大きく依存すると思います。あなたが見たいと感じるものをあなたは見るわけです。私はニューヨークが大好きで、この新しい状況がもたらすポジティブな面も見ています。家賃は急激に下落し、2020年の初めよりも最大50%も低くなっています。これは、大きなアイデアを持った起業家や、ニューヨークに住みたいと願う人々にユニークな機会を提供します。ニューヨークは「リセット」され、街は深刻な打撃を受けたと同時に、この新しい状況はまた、多くの新しい機会を提供します。このクライシスの後、ニューヨークは多くの人々に新たな機会がもたらしながら復活することが予見できます。

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