ニューヨークでいちばん美味しいピッツァ

ニューヨークはピッツァ好きによる、ピッツァ好きのための街です。ニューヨーカーなら誰でも、スライスまたは「パイ(ピザまるごと1枚のこと)」を買うお気に入りの場所があるものですが、ピッツェリアの中にはもはや聖地と呼ばれるところもあります。以下は ニューヨークでいちばん美味しいピッツァの一覧です。
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John’s Pizzeria (278 Bleecker Street)
ブリーカーストリートのジョンズピッツェリア(または単にジョンズピッツァ)。ピッツァを食べながら、木製のパネル、伝統的なニッチ(壁龕)、カラフルなウォールアートを観るだけでもひとつの体験です。貧乏なアーティスト、ご近所のイタリア人老紳士、たくさんの有名人(最低でも壁に描かれている人たち)-たくさんのかっこいいニューヨーカーを見かけることでしょう。このピッツェリアではひときれではなく1枚からのご注文となります。1枚を2-3人で分けても十分です。ピッツァはレンガ製の窯で焼いており、クリスピーで薄いクラストです。ジョンズピッツァはナポリの伝統的製法でのピッツァ作りをしているとのことで、確かに他のアメリカン – イタリアンピッツァよりも洗練されています。素材は新鮮、ソースはスパイシー、そして1級のチーズ。チーズの載ったピッツァが一般的ですが、他に数えきれないほどのトッピングがあります。美味しいボトルワインも安く注文できるのが良いです。ピッツァは約$20からで、破産する心配もありません。タイムズスクエアにも店舗があり、ランチやディナーに最適ですが、行列を覚悟で行きましょう。
Joe’s Pizza (7 Carmine Street)
地下鉄駅West 4th Streetからジョーズピッツァを探し当てるのは簡単です-話し声、物音と匂いをたどって行きましょう!こちらは、ピッツァを楽しむビジネスマン、近隣の住民、それに肉体労働者たちで常に賑わっています。ピッツァのスライスはバーで注文し、紙皿に載って出てきますのですぐに店内の立ち食いテーブルで食べることができます。混雑や立ち食いといった難儀する点も、ピッツァが本当に美味しいので相殺されるでしょう。チーズピッツァ、マルゲリータ(モッツアレラ入り)またはシチリアピッツァがあります。クラストはすべてクリスピー、そして大量のチーズが載っています。甘みと酸味のバランスが絶妙な、ジョーズピッツァのトマトソースが最高です。ペペロニなどの多種類にわたるトッピングも可能です。トッピングには追加料金がかかりますが、数ドルなので大したことはありません。ひょっとしたらお店で、ジョーズの常連、レオナルド・ディカプリオを見かけるかも知れません。このお店はニューヨークに複数の店舗を持ちますが、Carmine Streetの店舗が私のお気に入りです。
NY Pizza Suprema (413 8th Avenue)
このピッツェリアはマンハッタンの少々奇妙な、あるいは少なくとも予想外なロケーションに位置しています。最高のピッツェリアのひとつがペン駅の横に位置しているとは誰も想像しないと思うのです。私自身も、2年間にわたってマンハッタンの全ピッツェリアを試した男性の話を読んだことで知ったのです。その記事でNYピッツァ スープリーマは高得点を獲得していましたので、機会があったときに行ってみました。それで・・・?確かに彼のいう通りでした!さくさくのクラストに、軽く焼きあがったピッツァ。決め手となるソースも完璧でした。美味しく、スパイシーなのですが、スパイシーすぎることはないのです。このソースが他との違いの決め手かも知れません。ペペロニの前にまずは最低1ピースのマルガリータを試してみてください。
店内には木製のテーブルが十分な数置いてありますが、雰囲気を楽しむというよりはやはり純粋にピッツァそのものを楽しみに行く場所といえるでしょう!ランチ、または、ペンステーション/マディソンスクエアガーデン至近というロケーションなので、たとえばニックスやレンジャースの試合観戦前に軽食をとるのにも最適でしょう。
Prince Street Pizza (27 Prince Street)
プリンスストリートピッツァは、SoHoで夜、お出かけした後や、ショッピング中に食べに行くのに最適です。このヒップなピッツェリアは2012年、イタリアにルーツを持つ親子により創設されました。何世代にもわたって家族で受け継がれてきたというシチリアのレシピを使用しています。ピッツァは新鮮な食材を使用して作られており、生地は厚みがあるけれどパリッとして空気を含んだクラストです。このエリアで良いピッツェリアを見つけるのは難儀しますが、ここは間違いなく私のリストに追加する価値があると思いました。ニューヨークの至るところに私のお気に入りのピッツェリアがあります。
Lombardi’s (32 Spring Street)
歴史あるスライスなら、ロンバルディーズです。ジョーズピッツァと対照的に、ロンバルディーズはさっと立ち食いといった感じではありません。このピッツェリアは1905年ニューヨーク市から営業許可を受けた、ニューヨーク最古のピッツェリアということになります。それ以来、内装はほとんど変わっていません。木製のテーブルに、赤と白のチェックのテーブルクロス、そしてイタリアの田舎の風景を描いた壁画。華やかなカップルから大家族まで、誰もがロンバルディーズにやって来ます。こちらではスライスのみの注文はできず、1枚からとなりますが、ダイエット中の方には向かない巨大さです!ロンバルディーズはニューヨークスタイルのピッツァを導入したことでも知られています。これは厚めのクラストの生地に、モッツァレラ、トマトソースとバジルが載ったピッツァです。その上に、手作りミートボールを含む様々な種類の肉類をトッピングできます。ランチにもディナーにも最適ですが、行列を覚悟して行ってください。
Two Boots (101 7th Ave S、42 Avenue A)
トゥーブーツは1987年に、ピッツァとビールをこよなく愛する(多くのアメリカ人がそうであるように)2人のアメリカ人映画製作者によって創業されました。トゥーブーツという名前は、イタリアとルイジアナが両方ブーツのように見えることからきています。このオリジナリティあふれるネーミングに、クリエイティブな起業家たちですから、一風変わったピッツァを出されても驚きません。どの店舗でも、南方の食物にインスパイアされたトッピングの載ったチーズピッツァをオーダーできます。ザ・デュード、ザ・ニューマン、ミスター・ピンク、それにクレオパトラ・ジョーンズといったピッツァの名前は、映画やTV番組からとられています。エキゾチックなピッツァは気分が乗らないという人は、ペペロニ、アンチョビ、オリーブなどの普通のピッツァももちろんあります。
ブルックリンとコニーアイランドへのピッツァツアー
ブルックリンとコニーアイランドへのピッツァツアーは、美味しいピッツァに出会うだけではありません。ガイドとご一緒に有名な映画ロケ地を通ったり、ブルックリンブリッジパークからマンハッタンのスカイラインを仰いだり、コニーアイランドのボードウォークを散策したりします。その途中で、これらのニューヨークの地区で味わえる最高のピッツァにかぶりつきましょう。このツアーは絶対お勧めです!
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