ニューヨーク テネメント博物館
ニューヨークのテネメント博物館は、多数の移民の歴史を伝えています。実在した人々の生活を通し、ニューヨークの歴史のユニークな視点を与えてくれます。熱心なガイドが様々なトピックに基づいて数々のアパートメントを案内し、あなたを過去の世界へお連れします。ロウアーイーストサイドがどのようにして”Klein Deutschland(リトルジャーマニー)”になり、その後東欧人、そして最終的にはアイルランド人コミュニティが定住するに至ったが分かります。
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ニューヨーク テネメント博物館
ニューヨーク 最高の美術館・博物館のひとつ、テネメント博物館は、ロウアーイーストサイドの97 Orchard Streetにあります。博物館は1988年に設立され、6軒のアパートメントを元の状態に修復したものです。1863年から1935年まで、この集合住宅には20の異なる国籍の7,000人以上の移民が住んでいました。住民にはひとつの共通点がありました。それは、極貧の中で、数々の大きな課題に直面しているということでした。彼らは新しいアイデンティティに慣れ、将来のために死に物狂いで働き、ものすごく少ない資金で家族を支えなければなりませんでした。ガス、水道、電気はありませんでした。そして、裏庭のトイレは他の20家庭と共有しなければなりませんでした。
テネメント博物館のアパートメント見学
テネメント博物館を見学するには、3通りの方法があります。
- 97 Orchard Streetのアパートメントツアーに参加する
- 衣装を着た俳優/女優が扮する住民に会ってみる
- ロウアーイーストサイドのネイバーフッドツアーを予約し、移民の界隈がどのように発展していったのかを知る
アパートメントの内部は、ガイドツアーでのみ見学できます。複数のツアーが同時刻に始まることが多いため、申し込んだ正しいツアーの集合場所にいるか、注意が必要です。テネメント博物館では印象的なアパートメントツアーを多数提供しています。これらは私のお気に入りのいくつかです:
Hard Times(生活苦)ツアー
テネメント博物館が提供するツアーで、最も印象的なツアーのひとつだと思います。このツアーでは、ユダヤ系ドイツ人ギュンペルツ一家の家を訪れます。1873年から3年にわたる大不況で、金融危機により多くの会社が倒産し、ストライキが多発した時期に、一家の主人は忽然と姿を消します。
所要時間:1時間
対象年齢:12歳以上
基本情報
ご購入されたチケットを、ツアーの始まる前に博物館でピックアップしていただく必要があります。ツアー開始の遅くとも15分前までにはいらっしゃることが望ましいでしょう。ギフトショップは待っている間、一見の価値ありです。ミュージアム設立の経緯やそれぞれのツアーについて簡単な説明があるイントロダクションビデオを観ることもできます。
- 所在地:103 Orchard Street、Orchard StreetとDelancey Streetの交差する角
- 行き方:最寄りの地下鉄はB/D線(Grand Street)、F線(Delancey Street)、J/M/Z線(Essex Street)です。バスM15番とホップオンホップオフバスは、Orchard Streetからわずか1ブロックのGrand StreetとAllen Streetの交差点に停まります
- 開館日時:
- 毎日 10:00 − 18:00
チケットはこちらからご購入いただけます。このウェブサイトでは、どのツアーに何枚まだチケットが残っているか見ることができます。大人数のグループ予約の際には便利です。
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