ニューヨークのメトロノース鉄道

ニューヨークのメトロノース鉄道（MNR）は、ニューヨークシティとニューヨーク州北部を結ぶ電車ネットワークです。また、ニューヨークとコネチカットを接続し、一部の路線はニュージャージーを通り、ニューヨーク州の他の部分に向かいます。MNRはMTAの一部であり、5つの路線で構成されています。
路線によりますが、早朝から深夜まで運行されています。メトロノース鉄道を利用して、ニューヘイヴン、ポキプシーなどまで移動したり、電車でニューヨーク植物園やブロンクス動物園にも行くことができます。年間7000万人以上の利用者がいる、アメリカで最も混雑した鉄道網のひとつです。

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ニューヨークでMNRに乗る

5つの路線のうち3本はグランドセントラルターミナルに停まり、その他のふたつはペンステーションから出発します。ハドソンライン、ハーレムライン、ニューヘイヴンラインはグランドセントラルから出発し、Harlem – 125th Streetを通ってニューヨーク州北部またはコネチカットまで向かいます。

ペンステーションからはパスカックバレーラインとポートジャーヴィスラインに乗ることができます。これらの路線ではニュージャージーを経由してニューヨーク州の、マンハッタンから北西にあたる部分に行くことができます。これらの路線はニュージャージートランジットの一部です。これらの路線を利用する際にはSecaucus Junction（セコーカスジャンクション）駅で乗り換える必要があることにご注意ください。

メトロノース鉄道のチケット

メトロノース鉄道のチケットは、乗車する駅で購入するのがいちばん良いです。アムトラックと同じく、予約は必要ありません。グランドセントラルターミナルではカウンターまたは券売機のひとつを利用できます。カウンターはあのアイコニックなターミナルの端にあり、’MTA Metro-North Tickets’の表示があります。カウンターは朝から晩まで、券売機はいつでもご利用できます。MNRのチケットはグレート赤の券売機で購入できます。

ペンステーションから出発の場合、チケットはカウンターで購入できます。路線はニュージャージートランジットの一部なので、チケットもこのカウンターで購入できます。赤またはグレーのチケット販売機での購入も可能です。

チケットの購入にあたっては、ピーク時あるいはオフピーク時のどちらに利用されるかを知る必要があります。ピーク運賃はグランドセントラルを平日6:00-9:00または16:00-20:00の間に出発する場合、あるいは6:00から10:00の間に到着する場合に適用されます。その他の時間帯と週末や祝日にはオフピーク運賃が適用されます。

MNRのルート

メトロノース鉄道の列車は各駅停車です。ハドソンライン、ハーレムライン、ニューヘイヴンラインはハドソンリバーの東側、コネチカット州Stamford、Yonkers、ニューヨーク州White Plains方面へ向かいます。パスカックバレーラインとポートジャーヴィスラインはニュージャージートランジットの一部でもあるため、ニュージャージーを通り、ニューヨーク州Spring ValleyとPort Jervisまで行きます。マップ上でどの列車に乗るかをご確認ください。

エリックからの旅のアドバイス：ハドソンラインは私のお気に入りのひとつです。アイコニックなグランドセントラルで乗り込むと、列車はハドソンリバーに沿って北に進み、Poughkeepsieまで行きます。進行方向の左側に座っているとハドソンバレーの美しい景色を観ることができ、ニューヨーク州のまったく違った面を観ることができます。

MNRでヤンキースへ

ニューヨーク滞在中にヤンキースの試合を観戦するなら、メトロノースの列車でスタジアムまで行くことができます。ヤンキースがプレーする日は、’Train to the Game’サービスを利用できます。これらのシャトルはグランドセントラルから、ヤンキースタジアムまで徒歩数分の153rd Streetまでの間を運行します。