ニューヨークのリトルアイランド

ニューヨークのリトルアイランドは、ハドソンリバーにある、柱の上に造られた公園です。チェルシー地区に位置し、ピア55を形成しています。280本の、上部が平になったコンクリートの柱で構成され、その上に都市公園が建てられています。公園はマンハッタンの西側にあるハドソンリバーパークの一部で、非常に未来的です。この緑のオアシスには、 Hudson River Greenway にあるノースブリッジまたはサウスブリッジというふたつの歩道のいずれかを通って行くことができます。
ピア55のリトルアイランド
リトルアイランドはもちろん、遠くから観るととても特別に見えます。行ってみると「ただの」しかしとても美しい公園です!散策してみると、35種類以上の樹木、65種類の低木、その他数百種類もの植物に出会います。まさにハドソンの緑のオアシスと呼ぶにふさわしいことが分かります。島の最高地点につながるハイキングコースがあり、マンハッタン、ニュージャージー、そして周りの川の美しい景色を眺めることができます。
「秘密の庭園」につながるアーチを探すのをお忘れなく。この庭園にはあらゆる種類の白い花があります。休憩したくなったときには、リトルアイランドには、日向ぼっことピクニックが楽しめる3つの芝生のエリアがあります。公園内には洞窟のような形状のところにある無料のトイレがあります。便利なだけでなく、行くのも楽しいお手洗いです。
リトルアイランドの起源
リトルアイランドは億万長者のバリー・ディラーと、その妻でファッションデザイナーのダイアン・フォン・ファステンバーグによるプロジェクトで、そのアイデアは2012年に生まれました。デザインはベッセルを創造した著名なイギリス人デザイナー、トーマス・ヘザーウィックによるものです。リトルアイランドの波のようなデザインは、水に浮かぶ葉からインスパイアされたものです。リトルアイランドの建設は2017年にスタートし、このプロジェクトは2021年に完了しました。
ニューヨークのリトルアイランドでのイベント
公園には2箇所のステージがあります。演劇、音楽、ダンスパフォーマンスには The Amph と呼ばれる700席の円形劇場があります。そして、秘密の庭園には The Glade と呼ばれるより小規模な劇場があります。こちらではバンドから大道芸人まで、あらゆる種類のアーティストが登場します。
リトルアイランドへ行く
リトルアイランドは Hudson River Greenway 沿いに位置しています。以前はサイクリスト、歩行者、スケーターのみが通る場所でした。この場所は観光地としてはホットスポットではなく、近隣はそれほど混雑しません。この公園とガンズヴォート ペニンシュラはこのエリアに、素晴らしい新しいエネルギーを与えてくれます。
リトルアイランドの散策と組み合わせるのに最適な、他の多数のアトラクションが近くにあります。雰囲気あるミートパッキングディストリクトとホイットニー美術館が近くにあります。ガラスとコンクリートのミッドタウンよりも、もう少し長く緑の木々や植物の中で過ごしたいなら、ハイラインを散歩してからリトルアイランドの芝生のひとつに落ち着きましょう。
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