MoMA ニューヨーク近代美術館

ニューヨーク近代美術館またはMoMA は、マンハッタンのミッドタウンにある近現代芸術に特化した美術館です。世界最大の美術館のひとつであるこちらの美術館には、パブロ・ピカソ、ジャクソン・ポロック、アンディ・ウォーホルを初めとする多数の作品を所有しています。展示は常に変わっていき、MoMAの見学も毎回違ったものになります。以下のチケットは優先入場が含まれています。ニューヨークで最も人気のある美術館のひとつでこれは重宝します。

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Contents

MoMA – 絶賛されている現代美術のコレクション

ニューヨーク近代美術館所蔵の芸術作品は、世界の近代美術でも最高のコレクションのひとつとされています。 200,000点以上の芸術作品が含まれています。近代美術館は1929年の開館以来、継続的にスペースを拡大し、コレクションだけでなくその評判も高めました。外から見ると、この美術館はグッゲンハイムやメトロポリタンほど印象的ではありませんが、騙されてはいけません。 MoMAのアートコレクションはその名声に確実に応えるものです！美術館は1880年からの芸術作品を所有しています。つまり、現代芸術にそれほど詳しくない場合でも、コレクションの初期の作品に必ず宝石が見つかるはずです。

MoMAの興味深い展示

近代美術館の常設展は、5階にある1880年代から1940年代の作品、4階の1940年代から1970年代の作品、3階の1970年代から現代までの作品の3カテゴリーに分けられます。個人的には、5階にあるフリーダ・カーロ、サルヴァドール・ダリ、グスタフ・クリムトなど最も有名なアーティストの作品群が最も印象的です。特別展は館内全体に展示されているため、どこにあるかはフロアマップを観るのが良いでしょう。

現代美術

5階は絵画に重点を置いていますが、4階には建築とデザインの展示があります。 1940-1970年代のコレクションにはジャクソン・ポロックによるアクションペインティングのほか、アンリ・マティスの抽象芸術、アンディ・ウォーホルとロイ・リヒテンシュタインによるポップアートがあります。

3階には現代芸術といえば頭に浮かぶより実験的なものが展示されています。たとえばリチャード・セラによる黒い鋼板をアートに変える彫刻などです。ここではジェフ・クーンズ（光沢のある鋼のバルーンドッグでこのアーティストをご存知かも知れません）による彫刻「ピンクパンサー」や、ぼかした写実的なポートレートが有名で記録的に売れているゲルハルト・リヒターなどの作品もあります。

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エリックによる1時間半でMoMA見学

これほど幅広い所蔵作品のある美術館で、どこから見学を始めたら良いでしょうか？通常私は最上階から始めて、そこでいちばん長い時間見学します。そこにある絵画がいちばん興味深いと感じるからです。しかしインスタレーションやより新しいものに興味がある場合は下から上へというルートにしましょう。MoMAで見逃せない作品がひとつだけあります。5階にある美術館の王冠の宝石 – それはヴィンセント・ファン・ゴッホによる「星月夜」です。もうひとつ私のお気に入りの絵画はアンドリュー・ワイエスによる「クリスティーナの世界」です。1948年MoMAがたったの$1,800で買い取ったこの絵は現在、アメリカで最も有名な絵画のひとつです。

上の階を見学した後、4階、3階も通って観ます。展示はよく変わるため、トピックもかなり多様になり得ます。型破りなものを観ても驚かないでください。前回行ったときには、ウィリアムズバーグのゴミが入ったペットボトル入りの自動販売機がありました。ここでどんなエッジの効いたアートが見つかるかは誰も事前に分かりません！

近代美術館の見学方法

所蔵作品の古いものは通常、5階に展示されます。下の階へ降りて行くと作品が「若く」なっていきます。基本的に時間を旅しているような感じで、現代でその旅を終えます。したがって最上階から見学を始めて、階ごとに鑑賞することをお勧めします。見学後、暖かい季節には彫刻庭園でドリンクを楽しめます。ランチなら2階の Café 2 へ。コーヒーだけならエスカレーターで6階へ行き、スナックやカクテルも用意されている Terrace Café へ行くことができます。

MoMA 近代美術館の見学と観光を組み合わせるなら、まず早朝にトップオブザロックへ向かいましょう。その途中で、道を挟んでこの展望台の向かい側にあるセントパトリック大聖堂に立ち寄ります。

芸術作品をお土産に持って帰りたいけれど、本物のピカソを買う余裕がないなら、美術館内のMoMAストアに寄りましょう。美術館を出て通りの向かい、44 West 53rd Street にも、あらゆる種類の定番のデザイン商品が揃うMoMAデザインストアがあります。まだ近代芸術を観足りないなら、MoMA PS1 へ行きましょう。ロングアイランドシティにあるこのアートセンターでは新進のアーティストの作品が観られます。14日以内であればMoMAのチケットで入館できます。

エリックからの旅のアドバイス：“開館約30分後くらいに行ってみましょう。美術館は通常、開館時には長い行列がありますが、開館して少し経ってからならその人出もだいぶ解消されているはずです。美術館のアプリにある無料オーディオガイド、または美術館のウェブサイトをガイドとして利用することが可能です。”

MoMaのVIPツアー

格別の体験をするには、一般客向けにはまだオープンしていない早朝の時間にMoMAに行ってみましょう。プロの美術史研究家をガイドに館内の数々の傑作を鑑賞します。館内にはこのツアーのグループのみがいることになるため、ホールはまったくの空っぽです！美術館の通常の入館料も含まれているので、VIPツアーの終わった後にも好きなだけ館内を見学できます。

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基本情報

ニューヨーク MoMAは車いすでのアクセスが可能で、バリアフリートイレも各階にあります。個人使用のためならMoMAの館内でフラッシュなしでの写真撮影ができます。動画撮影、三脚や自撮り棒の使用は禁止されています。ベビーカーは近代美術館に入館できますが、エスカレーターでの使用はできません。美術館には無料WiFiがあるので、デジタルマップやオーディオガイドの内容をチェックするのにご利用ください。

開館時間：
- 日曜から金曜：10:30 – 17:30
- 土曜：10:30 – 19:00
- サンクスギビングとクリスマス（12/25）は休館
所在地：11 West 53rd Street、5thと6th Avenueの間。最寄りの地下鉄駅は 5th Avenue – 53rd Streetで、EまたはM線でここまで来れば近代美術館まではたったの徒歩5分です。M1、M2、M3、M4、M5バスで5th Avenue & West 54th Streetの停留所を利用することもできます。

近代美術館のチケットの購入

MoMAのチケットは事前に購入しておきましょう。そうでなければ行列に並ぶことで貴重な時間を無駄にする羽目になります。チケットをオンラインで事前に購入しておけば、スムーズに入館できます。MoMAチケットで14日以内であれば MoMA PS1 にも入館できます。近代美術館の入館はニューヨークパスとゴーニューヨークエクスプローラパスにも含まれています。MoMAの他にもニューヨークには多数、最高の美術館・博物館があります。

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